国際交流基金放送コンテンツ紹介事業引渡式
令和元年8月1日


2019年7月23日(火),国際交流基金放送コンテンツ紹介事業の引渡式がルサカ市の日本大使館で行われ,ザンビアの民間放送局MUVI TVに対し日本の7つのテレビ番組,即ち,「天皇の料理番」,「ひよっこ」,「ジャングル大帝 -勇気が未来をかえる-」,「ジャングル大帝 -劇場版-」,「ギャラクシーレーサー スキャン2ゴー」,「交響詩篇 エウレカセブン」,及び「エウレカセブンAO」が供与されました。


日本は2008年から本年3月までの間,国際交流基金事業を通じて継続的にザンビアの主要テレビ局へ計19本の番組を提供してきており,そのうちMUVI TVに対しては2010年から本年3月の間に教育番組やドラマ等,計14本の番組を供与しています。


今回提供された「天皇の料理番」は妻と家族を愛する料理人が天皇の料理番にまで上がり詰める実話を元にしたドラマ,「ひよっこ」は父を探して上京した少女が様々な経験をすることを描いたドラマ,「ジャングル大帝 -勇気が未来をかえる-」及び「ジャングル大帝 -劇場版-」はジャングル大帝と呼ばれる若き白ライオンを描いたアニメ,「ギャラクシーレーサー スキャン2ゴー」は宇宙一のレーサーを目指す未来少年のアニメ,「交響詩篇 エウレカセブン」及び「エウレカセブンAO」は将来の人類を描いたアニメです。
引渡式典において側嶋大使は,多くの日本人が楽しんできたこれらの番組が多くのザンビア人に視聴され楽しまれることを望む旨述べました。これに対し,MUVI TVのセイドリッツ・ンコンジェラ総支配人は,日本からの支援は他に例を見ないほど多大であり,これらの番組は,ザンビアの大衆が日本の文化を理解し楽しむ一助になる旨述べ,日本からの継続的な番組供与に対する謝辞を述べました。
今回の番組供与を通じて,ザンビア人による日本及び日本の文化・芸術に対する理解が深まり,日・ザンビア間の交流の幅がさらに広がり,両国の友好関係が一層強化されることが期待されます。
この行事における側嶋大使のスピーチはこちら。