平成29年度 開発協力プレスツアー(ザンビア)の実施

2018/3/16
視察時にインタビューを受ける側嶋大使


 当大使館は2018年3月1日(木)から3月2日(金)にかけて,西部州において現地メディア向けプレスツアーを実施し,これにTV局及び新聞社5社8名の記者とカメラクルーが参加しました。このプレスツアーは,日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに,ザンビアの政府関係者,知識層及びザンビア国民への情報発信を強化するためのものです。

 プレス一行は,首都ルサカから約400km離れた西部州カオマ郡を訪れ,マユクワユクワ難民定住地で実施された事業「ザンビアにおける難民及びその他の支援対象者の保護及び支援」のサイトを視察し,平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「西部州カオマ郡マンガンゴ浄水施設整備計画」の引渡式に出席しました。

1日目の様子

 1日目は,カオマ郡マユクワユクワにある難民定住地において,日本の平成27年度補正予算を活用してUNHCRにより実施された事業「ザンビアにおける難民及びその他の支援対象者の保護及び支援」を通して建設された学校や診療所を視察したほか,難民及び元難民に話を聞きました。日本政府はザンビアにおいて,2012年からUNHCRをはじめとした国連関係機関に資金を拠出し,他国ドナーとともにマユクワユクワ及び北西部州メヘバにおいて,難民・元難民の現地統合を支援してきました。難民の受入及び元難民の持続的な再定住化等に取り組み,サブサハラ地域の平和と安定に貢献するザンビアを日本が支援していることがPRポイントでした。

 
ヤコブ・ムフェポ小中学校の視察 ヤコブ・ムフェポ小中学校の児童

 
     難民へのインタビュー      UNHCR職員によるシバンガクリニックの説明


2日目の様子

 2日目は,カオマ郡マンガンゴにおいて,平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「西部州カオマ郡マンガンゴ浄水施設整備計画」の引渡式が実施されました。マンガンゴ地区では多くの住民が生活用水として最寄りのルエナ川の水を使用していましたが,そのことが,住民に水汲み労働の負担や下痢や様々な感染症の罹患のリスクをもたらしていました。このため,ヴィレッジウォーターザンビアが日本の支援を活用し,浄水施設を建設しました。施設の視察では,訓練を受けた村人が施設の概要を説明しました。引渡式では,コミュニティの代表が,清潔な水が使用できるようになり病気の罹患が減ることを喜び,日本の人々に対して感謝の言葉を述べました。

(※詳細はこちら。)

 
浄水施設の説明を受ける関係者 浄水施設の説明を受ける関係者

 
                    浄水施設のテープカット                      ベアトリス・ムヤンバンゴ西部州次官補によるスピーチ


 プレスツアー後,各紙・テレビで多くの報道がなされました。これにより,首都ルサカ近郊だけでではなく,ザンビアの地方部においても日本の支援が実施されており,また,それらがザンビアの経済開発のみならずザンビアの人々の生活に寄与していることについて,多くのザンビア国民がより理解を深めるきっかけとなったものと思われます。

関連リンク(外部サイト)

1.プレスツアー後に掲載されたウェブ記事
(1)Lusaka Times:The Government of Japan announces contribution of US$1 million to UNHCR in Zambia
(邦訳:「日本政府がザンビアのUNHCRに百万米ドルの貢献を発表」,2018年3月2日)
https://www.lusakatimes.com/2018/03/02/government-japan-announces-contribution-us1-million-unhcr-zambia/

(2)Times of Zambia:K1.8m Mangango water project complete
(邦訳:「180万クワチャのマンガンゴ水事業が完了」,2018年3月5日)
http://www.times.co.zm/?p=103348

2.プレスツアー後に掲載されたその他の主要紙記事
(1) Daily Mail: Refugees get $1m Japan aid
(PDFファイル:難民達は百万米ドルの日本の支援を受ける,2018年3月3日)

(2)Daily Nation:JAPAN PLEDGES MORE FUNDS TOWARDS REFUGEES
(PDFファイル: 日本は難民に更なる資金を約束,2018年3月3日)