日本NGO連携無償資金協力「ザンビア共和国ワンストップサービスサイトによる生涯を通した女性の健康づくりプロジェクト」ンジェレマニ保健センターでの開所式

平成30年11月27日
  
 
 2018年11月10日,ンジェレマニ保健センター(コッパーベルト州マサイティ郡)において,平成29年度日本NGO連携無償資金協力「ザンビア共和国ワンストップサービスサイトによる生涯を通した女性の健康づくりプロジェクト(第1年次)」の一環として,母子保健棟,出産待機所,及びユースセンター等の新築により,ワンストップサービス施設となった同センターの開所式が行われました。本プロジェクトの第1年次事業は,2018年1月に(公財)ジョイセフとの贈与契約の締結により開始され,685,167米ドルを上限とした無償資金協力事業として実施されました。
 
 同式典では,側嶋秀展在ザンビア日本国大使,ムソンダ・マサイティ郡長,チワラ・シニアチーフ,カバンバ・地元選出国会議員,マクペ・コッパーベルト州保健局長,浅村ジョイセフ事務局長,チムポンダ・ザンビア家族計画協会会長及びオベング国際家族計画連盟アフリカ地域代表が,開所を祝う挨拶を行いました。また,式典に参加した母子保健推進員(SMAG)が,歌や同施設を利用した出産の安全を訴える寸劇を披露するなどして,啓蒙活動が行われました。
 
 母子保健棟及びユースセンター等が整備されたことを受けて,女子や妊産婦を含む,対象地域に住む幅広い年齢層の女性による保健医療サービスへのアクセスが大幅に改善されました。
 
※本開所式における側嶋大使のスピーチはこちら
 
 日本政府は, 日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて, 日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済開発事業に資金協力を行っています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html