竹内大使の第34回ザンビア大学獣医学部卒業式・優秀者表彰式への出席
令和7年5月21日



2025年5月20日、竹内大使は、第34回ザンビア大学(UNZA)獣医学部の卒業式・優秀者表彰式に主賓として出席しました。
1983年に日本の無償資金協力により同学部の校舎が建設されて以来、日本は同大学との協力関係を深めてきました。JICAや北海道大学による教育・研究支援を通じ、同学部は現在、南部アフリカ地域における獣医教育の中核拠点として重要な役割を果たしています。
竹内大使は、昨年の日本・ザンビア外交関係樹立60周年を振り返りつつ、両国の友好関係が新たな段階へ進む中で、本式典に出席できたことは感慨深い旨述べました。また、獣医学は、畜産振興や食料安全保障に資するのみならず、人獣共通感染症や国境を越えた感染症の予防を通じてザンビアの経済発展にも極めて重要な役割を担っていることに触れ、卒業生の門出を祝すとともに、今後の社会貢献への期待を表明しました。
式典には、チャールズ・マセカ水産・畜産省獣医サービス局長、ボニフェス・ナマンガラUNZA副学長、ビクター・ズルUNZA獣医学部長代行等が出席し、日本の長年にわたる支援と協力に対する謝意が表されるとともに、卒業生の新たな門出が祝福されました。
また、式典では竹内大使より成績優秀な卒業生に対して表彰状が授与されました。
本行事における竹内大使のスピーチはこちら。