「ザンビア・日本経営技術協会(ZAJAMTA)」の再発足式

令和7年5月13日

  


 2025年5月9日、竹内大使は、「ザンビア・日本経営技術協会(ZAJAMTA)」の再発足式に出席しました。

 本式典には、ブレンダ・タンバタンバ労働・社会保障大臣を来賓として、政府関係者等が出席しました。
ZAJAMTAはこれまでに一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)の研修プログラムを通じて500人以上のザンビア人が日本で訓練を受講しており、技術開発と人材育成の分野でのその実績が高く評価されています。

 日本は第二次世界大戦後、人的資源の育成に重点を置いた復興を進めました。終身雇用制度、継続的な社員教育、現場の意見を重視する合意形成の文化等、日本型経営が日本の高度経済成長を支えました。
ZAJAMTAは、こうした日本の経験をザンビアに応用し、人材育成と組織の発展を支える重要な基盤であると確信して発足しました。
 
 本式典で、タンバタンバ労働・社会保障大臣は、ZAJAMTAはザンビアと日本の間の深いパートナーシップを象徴し、知識移転、キャリア成長、リーダーシップ育成を促進していることを高く評価し、ザンビア政府としてZAJAMTAのイニシアチブを全面的に支援し、共通の目標を追求するために協力する旨強調しました。
 
 竹内大使は、ZAJAMTAが実践的な学びと地域の連携を促進する重要なプラットフォームであり続けるために、全ての関係者に支援をお願いしつつ、「KAIZEN(改善)」は継続的な人材開発から始まり、日本は常に「人への投資」を重視していることを強調しました。
 
 日本は引き続きザンビアのパートナーであり、ZAJAMTAがザンビア社会及び経済の発展に貢献することを期待しています。
 
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