令和6年度対ザンビア無償資金協力「避難民の定住地及びホストコミュニティにおける基礎インフラ整備計画(UNDP連携)」に関する書簡の署名・交換

令和7年1月30日

 


 2025129日、副大統領府において、令和6年度対ザンビア無償資金協力「ザンビアにおける避難民の定住地及びホストコミュニティにおける基礎インフラ整備(UNDP連携)」に関して、竹内一之大使とジェームス・ワキアガ・ザンビアUNDP代表(Mr. James Wakiaga)との間で総額8.41億円(約590万米ドル)の無償資金協力に関する書簡の署名・交換が行われました。

 式典には、ムタレ・ナルマンゴ副大統領が出席したほか、副大統領府再定住担当のメイヴィス・ンコメシャ次官等の政府高官や関係者が出席しました。

 同プロジェクトは、メヘバ及びマユクワユクワ再定住区におけるインフラ及び社会サービスへのアクセスを改善し、最終的には避難民及びホストコミュニティの生活水準の向上と地域統合の強化につなげるとともに、避難民とホストコミュニティの平和的共存に貢献することを目的としています。

 式典で竹内大使は、日本は「人道・開発・平和」のネクサス・アプローチを通じて、世界的な人道的危機への取組における努力を継続的に支援する旨述べました。同アプローチには、ホストコミュニティの負担軽減、自立の強化、避難民が安全で尊厳のある自発的な帰還ができるよう促す環境づくりが含まれます。

 また、プロジェクトの成功を確信し、本プロジェクトが日本とザンビアの人々及び政府間の良好な関係の更なる強化を祈念しました。