令和6年度在外公館長表彰及びザンビアの辺地医療を支援する会建設のルアノ・ヘルス・ポストの引渡式

令和6年7月5日
 
 
 2024年6月28日、大湊諭在ザンビア日本国大使館臨時代理大使は、中央州チサンバ郡ルアノでルアノ・ヘルスポストの引渡式に出席しました。式典には、チサンバ郡のレンジェ人社会のチャムカ伝統的指導者(チーフ)長を始めとし、州政府高官、村長等、300人以上が出席しました。
 
 このルアノ・ヘルスポストは、日本のNGOである特定非営利法人ザンビアの辺境医療を支援する会(ORMZ)が自己資金で建設しました。同ヘルスポストの誕生で、ルアノの住民は自宅から近い場所で医療サービスを受けることができるようになり、今後は体調が悪い時に何時間も歩いて遠くの医療施設まで行く必要がなくなります。
引渡式において、大湊臨時代理大使は、ORMZ創設者である山元医師とORMZに対して、チサンバ地区の4万3,000人以上への保健医療の提供、32人のコミュニティ医療関係者の訓練、22の井戸の掘削、9つの保健施設の建設等を含む、過去11年間における取組及び顕著な功績を讃えました。その後、大湊臨時代理大使から、ORMZの献身的な活動を通じて、日本とザンビアの相互理解、友好・親善の促進に貢献したことを評し、在外公館長表彰を授与しました。
 日本政府は今後もNGO等の取組への支援を通じ、ザンビア政府の保健分野発展の努力を支援していきます。
 
本行事における大湊臨時代理大使のスピーチはこちら