令和4年度対ザンビア無償資金協力「コッパーベルト州における保健センターの郡病院への改善計画」に関する書簡交換式(追加贈与)
令和5年3月21日
令和5年3月16日、財務・国家計画省内において、竹内一之駐ザンビア日本国大使とムソコトワネ財務・国家計画大臣との間で、「コッパーベルト州におけるヘルスセンターの郡病院へアップグレードするプロジェクト」に対する追加無償援助に関する交換公文に署名しました。本計画は、当初26.5億円の予算で計画されており、今回の署名により18.8億円が追加で供与され、これにより、総額約45億円(約4,200万米ドル)となりました。本計画は、ンドラ郡とキトウェ郡にあるヘルスセンターを基礎医療の提供が可能な一次レベル病院にアップグレードするもので、基本的な医療サービスの改善を目的としています。
このプロジェクトは、ンドラ郡及びキトウェ郡で高度な治療を必要とする患者を遠く離れた2次レベル病院及び3次レベル病院に搬送しなければならないという現状を改善し、コッパーベルト州の多くの市民が高度な医療サービスを受けられるようになること、また、両郡において一次レベル病院が整備されることにより、年間5,000件の通常分娩と10,000件以上のX線撮影が可能になることが見込まれており、周辺の住民に対する医療サービスの質の改善と住民の健康増進が期待されます。また、3次レベル病院への患者紹介件数が両郡において年間約1,000件ずつ減少することが見込まれており、両郡の患者紹介システムの強化が期待されます。さらに、不必要な紹介件数を減らすことで、周辺の高度医療病院の慢性的な混雑を防ぎ、コッパーベルト州の医療アクセス向上に貢献することが期待されています。
日本は、アフリカのモデルケースとしてのザンビアの発展における役割及び最終的に保健分野を含むザンビアの持続可能な発展の達成への貢献にコミットしています。
署名式における竹内大使のスピーチはこちら。

このプロジェクトは、ンドラ郡及びキトウェ郡で高度な治療を必要とする患者を遠く離れた2次レベル病院及び3次レベル病院に搬送しなければならないという現状を改善し、コッパーベルト州の多くの市民が高度な医療サービスを受けられるようになること、また、両郡において一次レベル病院が整備されることにより、年間5,000件の通常分娩と10,000件以上のX線撮影が可能になることが見込まれており、周辺の住民に対する医療サービスの質の改善と住民の健康増進が期待されます。また、3次レベル病院への患者紹介件数が両郡において年間約1,000件ずつ減少することが見込まれており、両郡の患者紹介システムの強化が期待されます。さらに、不必要な紹介件数を減らすことで、周辺の高度医療病院の慢性的な混雑を防ぎ、コッパーベルト州の医療アクセス向上に貢献することが期待されています。
日本は、アフリカのモデルケースとしてのザンビアの発展における役割及び最終的に保健分野を含むザンビアの持続可能な発展の達成への貢献にコミットしています。
署名式における竹内大使のスピーチはこちら。



