令和2年度無償資金協力 経済社会開発計画に関する医療機材の引渡式
令和4年7月29日




7月21日、令和2年度経済社会開発計画に関する医療機材の最終導入に伴い、中央州カブウェ中央病院で引渡式が開催されました。引渡式には、日本大使館から大湊諭参事官、カソンカ保健省次官、クスウェジェ院長をはじめ約100名が出席しました。
ザンビアでは2020年3月に新型コロナウイルスの感染が確認され、その後の感染者数の増加とともに脆弱な医療設備の整備が急務となりました。そのため、今回の2億円を上限とする日本政府による無償資金協力では、国内の5つの総合病院(中央州、コッパーベルト州、東部州、西部州、南部州)に新型コロナ対策支援として質の高い日本製のX線撮影装置や超音波画像診断装置などの医療機材が導入されました。
本引渡式において、大湊参事官は、今回日本政府が供与した医療機材が保健分野とザンビアの人々全体にとって貴重な支援となり、当面は新型コロナウイルスのパンデミック対応や現場の医療関係者の役に立つが、それに加えて長期的にザンビアのヘルスケアシステムの強靭化に資すること期待します。また、この医療機材がザンビアの人々のために最大限に活用され、日本とザンビアの協力関係が何世代にもわたって強化されることを願っていますと述べました。
本引渡式における大湊参事官のスピーチはこちら。