令和2年度外務大臣表彰伝達式(ザンビア大学獣医学部)

令和4年6月20日
     
     
 
 6月15日、30年以上にわたる日本とザンビアとの強い絆と良好な学術関係の構築への長期的な貢献が認められ、令和2年度の外務大臣表彰を受賞したザンビア大学獣医学部への表彰伝達式が大使公邸にて開催されました。本式典には、主賓としてエリジャー・ムチマ教育大臣代理(国土天然資源大臣)、その他としてフェリックス・ムタティ技術・科学大臣、ラクソン・カソンカ保健省次官、アンナ・ソンゴロ水産畜産省次官、アニー・シクウィベレザンビア大学副総長、そして、故ケネス・カウンダ初代大統領のご子息であるパンジ・カウンダ駐マラウイ・ザンビア高等弁務官(大佐(退役))ほか約40名が出席し、ザンビア大学獣医学部長であるキング・ナルバンバ氏が獣医学部を代表して外務大臣表彰を受賞しました。
 
 ザンビア大学獣医学部の設立は1980年まで遡り、日本の皇太子殿下(現上皇陛下)がザンビアを訪問した際、カウンダ初代大統領が同国の獣医師を養成する学術機関を切望したことが始まりです。1986年に完成した同校は、JICAからの技術支援を受けるだけでなく、北海道大学から200人以上の研究者を派遣し現地指導や共同研究を行いつつ、またザンビア人学生や教授等の学位取得のため北大に留学するなど、日本とザンビアの協力関係を象徴するフラッグシップとして大きく貢献してきました。
 
伝達式における水内大使のスピーチはこちら