「ルサカ総合病院 運営管理能力強化プロジェクト」引渡式
令和4年5月5日
5月3日、大湊諭臨時代理大使は、「ルサカ総合病院 運営管理能力強化プロジェクト」の引渡式に参加しました。このプロジェクトは、JICAがルサカ市内の5つの総合病院に日本の専門家を派遣し、それらの運営管理能力の強化を図っているものです。また、このプロジェクトでは、派遣されている専門家の助言に基づき、現場で不足している医療機材の供給を行っており、既に新型コロナ緊急支援としてバイタルサイン測定機器、酸素濃縮器が供与されていました。今回は、麻酔装置や患者の状態を監視するモニター装置が供与され、日本からの支援額は7,000万円(約540,000ドル)です。
大湊諭臨時代理大使は「これらの病院が総合病院として完全に運営されるためには、ザンビア側の努力が最も重要な意味を持ちます。総合病院に勤める医師やスタッフには、必要な部品供給の確保含め、医療機材を良好な状態に維持すること、また、薬の提供など基本的な管理能力の向上を期待します。」とコメントしました。
※本行事における大湊臨時代理大使のスピーチはこちら。