日本NGO連携無償資金協力「メヘバ元難民再定住地における生計活動の基盤強化支援」署名式
令和元年10月7日
9月17日,平成31年度日本NGO連携無償資金協力贈与契約の署名式が執り行われ,側嶋秀展駐ザンビア日本大使と特定非営利活動法人・難民を助ける会の高橋和音・メヘバ事務所駐在代表が,「メヘバ元難民再定住地における生計活動の基盤強化支援(供与限度額:米貨386,637ドル)」の贈与契約書に署名しました。本事業は,北西部州カルンビラ郡のメヘバ元難民再定住地を事業地として実施される開発協力事業です。
難民を助ける会は,この事業において,同活動地の約1,700名から成る自助グループを対象とし,農機具,種,苗,肥料を含む資機材の供与,農作物市場への共同輸送の実施支援,行政機関の関係者も含めた生計活動にかかる情報共有の促進及びネットワークの形成,そして,組織運営・会計フォローアップ研修の実施を通じた,同グループの組織運営能力向上支援を実施します。
難民を助ける会の活動により,メヘバ元難民再定住地における農業活動が活発化され,自助グループの生計活動が強化されることが期待されます。
日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)
この署名式における側嶋大使のスピーチはこちら。