草の根・人間の安全保障無償資金協力 「中央州カブウェ郡ムプンデ高等学校建設計画」引渡式
平成31年3月28日



2019年3月22日,「中央州カブウェ郡ムプンデ高等学校建設計画」の引渡式が執り行われました。本事業は,同校が草の根・人間の安全保障無償資金協力による資金供与を受け,新しい高等学校校舎棟を建設し,学校家具を調達したものです。
引渡式には,側嶋秀展在ザンビア日本大使,パトリック・ムワナワサ副次官,チぺポ・ムクニ・ンゴンべ伝統的指導者,キャサリン・ムタレ州教育基準行政官,マリー・ムウィコ郡教育委員会事務局長,ムレンガ・カウンダ郡行政担当官,バーナデット・チャイ区議会議員,ヴィエラ・ハマトゥ同校校長のほか,同校の在校生等約500名が出席しました。
ムプンデ小中学校は,2000年に創立され,現在,幼稚園から9年生(日本の中学3年生)まで1,000名以上の生徒を受け入れています。しかしながら,教室数が限られており,増加する生徒の受け入れや,高等学校教育の提供はできていませんでした。このため,同校は3つの教室からなる高等学校校舎の建設及び机やいす等の調達を計画し,日本政府に対し,このための資金の供与を要請し,日本政府は,68,575米ドルを限度とする無償援助を供与しました。
本事業により,現在在籍している9年生までの生徒に加えて12年生(日本の高校3年生)までの生徒を含めて約150名の生徒を新たに受け入れられるようになります。
本引渡式における側嶋大使のスピーチはこちら。


