草の根・人間の安全保障無償資金協力 「ルアプラ州サンフィア郡コミュニティ共同トイレ建設計画」署名式
平成31年3月19日


2019年3月6日,「ルアプラ州サンフィア郡コミュニティ共同トイレ建設計画」の署名式が行われ,側嶋秀展在ザンビア大使とトゥワシュカクラブのジョージ・チンガンドゥ会長との間で,50,973米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。
トゥワシュカクラブは2011年に設立されて以降,孤児,貧しい児童及びHIV/AIDS患者への支援,若者や女性への職能訓練,農業活動等を通してコミュニティの人々の生活水準の向上に貢献してきました。しかし,トゥワシュカクラブが活動するコミュニティのトイレは,雨風により崩壊しやすい簡易な構造のもので,また,トイレが少ないことにより水因性疾患が蔓延していました。
このため,トゥワシュカクラブは,排気口付でコンクリート製の27基の改良型トイレを建設する計画を立て,日本政府に対し,建設資金の供与を要請してきました。
事業完了後には,トイレ施設が充実し,水因性疾患も減少するなど,衛生環境が改善することが期待されます。
本署名式における側嶋大使のスピーチはこちら。