青年海外協力隊員ご家族のザンビア訪問

平成31年1月9日
     
 
 2018年12月10日,側嶋秀展駐ザンビア大使は,「視察の旅」でザンビアを訪問した青年海外協力隊員のご家族及びご家族に合流した当該協力隊員と大使公邸において懇談しました。
 
 参加した7名の青年海外協力隊員は,南部州のモンゼ及びチョマ,ムチンガ州のムピカ及びチンサリ,コッパーベルト州のンドラ及びキトウェ,並びに中央州チボンボにおいて,青少年活動,野菜栽培,コンピュータ技術及び体育の職種で活動しています。
 
 「視察の旅」の参加者は,隊員の活動場所等を訪問し,ザンビアの地方の生活も体験しました。ご家族は,隊員がザンビアにおいて元気で活躍していることや地方の人々から歓迎されていることを知り,「視察の旅」に参加してよかったと述べていました。
 
 側嶋大使は,ザンビアへは柔道隊員から始まり青年海外協力隊が1970年から派遣されてきている経緯に言及の上,ザンビアの各地で活動する隊員の多くは水や電気等の面での不自由を抱えつつ,誠実に勤務し,活動地の人々から高く評価されてきているところ,各隊員が無事に残りの任期を全うすることを期待している旨述べました。
 
 2018年12月現在,ザンビアには95名の青年海外協力隊員が派遣されており,それぞれの分野で開発協力の草の根の現場において,日本とザンビアのかけ橋として活躍しています。