スピルリナ栄養改善啓発行事の開催

平成31年1月7日
     

 2018年11月29日,一般財団法人アライアンス・フォーラム財団は,首都ルサカ市のプリンスタカマド小学校において,講義,スピルリナの摂取,及びハンドボール・ナショナルチームとの交流を通じて,児童の栄養の問題に対する理解を深めることを目的として,スピルリナ・栄養改善啓発行事を開催しました。

 式典には,主賓のベシー・チェレム青年スポーツ省スポーツ局長,側嶋秀展駐ザンビア大使,原孝友アライアンス・フォーラム財団途上国事業部門プログラム・マネージャー,ビクター・バンダ・ザンビアハンドボール協会会長などの関係者等が出席しました。

     

 アライアンス・フォーラム財団は,栄養不足の撲滅を目的として,Program Against Malnutrition(PAM)及びザンビア大学などと協力し,アフリカ起源の栄養を豊富に含むスピルリナを利用した栄養改善事業に取り組んできています。
 
 側嶋大使はそのスピーチにおいて,TICAD VIは保健分野を重視しており,ザンビアにおけるスピルリナを利用した栄養改善の成功事例の確立及びCOMESA諸国等へのスピルリナを通じた栄養改善の普及を目指し,2012年よりザンビア各地でスピルリナ事業を実施してきている同財団の活動を評価している旨,同活動がザンビアにおけるユニバーサルヘルスカバレッジの達成に貢献することを期待している旨述べました。
 
 この行事に集まった多くの児童はスピルリナ入りパンの配布を受け,これを食べ,その後行われたザンビアのハンドボール・ナショナルチームによるエキシビジョン・マッチを観戦し,ゴールが決まる毎に大きな声援を送っていました。
 
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