日本社会開発基金を活用したFYNEP(Female Youth Livelihood and Nutrition Enhancement Project)学習会への側嶋大使の出席

平成30年6月27日
 
 

 2018年6月12日、ムルングシ国際会議場にて、世界銀行が運営する日本社会開発基金(JSDF: Japan Social Development Fund)を活用したFYNEP(Female Youths Livelihood and Nutrition Enhancement Project)の終了を控えた学習会が行われました。このプロジェクトは、アイルランドに本部がある国際NGOのConcern Worldwideによって実施されました。
 
 学習会開会式で、側嶋秀展在ザンビア大使、ムワペConcern Worldwideザンビア事務所代表、スントゥク世界銀行人口・保健・栄養シニア専門家が挨拶し、その後FYNEPの参加者が学んだ成果を発表しました。
 
 FYNEPは、ザンビア西部州リムリンガ郡及びカオマ郡の若年女子の栄養を改善し、所得向上の機会の創出を達成しました。本事業により、10歳から21歳の女子7000名以上が直接裨益しました。
 
※本式典における側嶋大使のスピーチはこちら
 
 日本社会開発基金は、2000年6月、日本政府が100億円(およそ9,500万ドルを世界銀行に拠出し、創設されました。同基金を活用し社会的に最も弱い立場におかれている人々のニーズに直接対応し、持続可能な活動へと発展する可能性の高い社会プログラムを通して、これらの人々の能力を強化し、開発プロセスへの参加を促進するための贈与が行われています。FYNEPに対しては、約300万ドルが供与されました。