日本NGO連携無償資金協力署名式(カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業)
平成30年3月26日



3月7日,平成29年度日本NGO連携無償資金協力贈与契約の署名式が執り行われ,側嶋秀展駐ザンビア大使と特定非営利活動法人難民を助ける会の金森大輔・ザンビア事務所駐在代表が,「カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業(供与限度額:445,663米ドル)」の贈与契約書に署名しました。本件は,ルサカ州カフエ郡チサンカーネ地域で実施される,3か年の開発事業の第3年次事業を対象としています。本3か年事業を通して,総額1,455,131米ドルが当該団体へ供与されました。
難民を助ける会は,この事業において,ヘルスポストに出産待機所1棟を建設し,助産専門技能者立ち会いによる分娩件数を増やし,分娩中のリスク低減を図ります。また,第2年次事業に引き続き,ヘルスセンター及びヘルスポストの医療従事者による地域住民への巡回診療を実施し,対象地域の住民の健康増進をめざします。
日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)
※この署名式における側嶋大使のスピーチはこちら。