日本NGO連携無償によるングウェレレ保健センターでのレントゲン機材引渡式
平成29年4月6日


3月24日,ングウェレレ保健センター(ルサカ州チョングウェ郡)にて開催された世界結核の日の記念行事として,日本NGO連携無償資金協力「ザンビア国チョングウェ郡におけるコミュニティ参加による包括的な結核及びHIV対策強化プロジェクト」の一環として供与された,レントゲン機材の引渡式が執り行われました。
本事業は,日本政府と(公財)結核予防会(JATA)との贈与契約を経て実施されている事業であり,今般,レントゲン機材がJATAからングウェレレ保健センターを所管するチョングウェ郡保健局に供与されました。
式典には,側嶋秀展駐ザンビア大使,エバンス・ムハンビ・チョングウェ副市長,小林繁郎(公財)結核予防会ザンビア事務所所長代行他が出席しました。
これまで,ングウェレレ保健センターにはレントゲン機材が設置されておらず,地域住民は,結核診断及び結核治療サービスを受けるために,チョングウェ郡病院などの施設まで行かなければなりませんでした。今般の供与によって,結核治療のための包括的な医療サービスが地域内で提供されるようになり,チョングウェ郡における結核の治療の向上及び結核・HIV/AIDSの重複感染の予防につながることが期待されます。
※本式典における側嶋大使のスピーチはこちら。
日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)

