「日本NGO連携無償資金協力署名式(カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業(第2年次)」
平成29年3月2日
3月2日,平成28年度日本NGO連携無償資金協力贈与契約の署名式が執り行われ,側嶋秀展駐ザンビア特命全権大使と特定非営利活動法人難民を助ける会(AAR Japan)の平間亮太ザンビア事務所臨時駐在代表が,「カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業(供与限度額:米貨491,532ドル)」の贈与契約に署名しました。本事業は,カフエ郡チサンカーネ地域を事業地として実施される3カ年の開発協力事業の第2年次事業となります。
AAR Japanは,チサンカーネ地域における出産を確実とする保健システムの構築を通じ,母子の健康状態の改善に引き続き取り組みます。第2年次の事業内容には,オールドカブエザ・ヘルスポスト敷地内の出産待機所及び医療スタッフ用宿舎の建設,及び地域保健委員会(NHC)メンバー40名に対する研修の実施が含まれています。AAR Japanの活動により,カフエ郡のさらなる母子の命が救われることが期待されます。
この署名式における側嶋大使のスピーチはこちら。
日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)