草の根・人間の安全保障無償資金協力「ルサカ州チョングウェ郡カシシガールズセカンダリースクール理科室建設計画」署名式

平成29年2月17日

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2017年2月15日,草の根・人間の安全保障無償資金協力「ルサカ州チョングウェ郡カシシガールズセカンダリースクール理科室建設計画」の署名式が行われ,側嶋秀展駐ザンビア日本大使とカシシガールズセカンダリースクールのプリスカ・ピリ校長との間で,91613米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。

 被供与団体であるカシシガールズセカンダリースクールは,地域の恵まれない女子生徒に対して教育を提供するのみならず,全国から女子孤児を受け入れてきました。


 同校では,14歳から19歳までの女子生徒約350名が学んでいますが,設備の整った理科室がないため,教育省のカリキュラムで定める理科実験を行うことができていません。

 このため,理科室の建設が望まれ,同校は日本に対し支援を要請しました。それを受けて,日本政府は,3室からなる理科実験棟と必要な家具・機材を整備するために,91,613米ドルを供与することを決めました。

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れにより,グレード8からグレード12までの約350名の生徒が,必要な理科実験を行うことが可能となり,卒業資格を得ることが可能となります。

  
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