日本NGO連携無償資金協力「ザンビア共和国妊産婦・新生児保健ワンストップサービスプロジェクト(第2年次)」カルウエオ保健センター内出産待機ハウス・その他施設開所式
平成28年10月11日
![]() 出産待機ハウス
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![]() 榊原臨時代理大使スピーチ
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式典出席者による施設内の見学 開所式終了後の集合写真
2016年10月7日,カルウエオ保健センター(於:コッパーベルト州ムポングウェ郡)において, 平成27年度日本NGO連携無償資金協力「ザンビア共和国妊産婦・新生児保健ワンストップサービスプロジェクト(第2年次)」の一環として建設された出産待機ハウス及びその他施設の開所式が執り行われました。本プロジェクトは2015年12月に(公財)ジョイセフとの贈与契約の締結を経て,米貨451,106ドルを上限とした無償資金協力事業として開始しました。
開所式には榊原修一在ザンビア臨時代理大使,コンシティ・ムワレ・コッパーベルト州保健局長,チサンガ・ルース・カブウェ・ムポングウェ郡行政官,メアリー・ズル・ザンビア家族計画協会(PPAZ)理事長,石井澄江(公財)ジョイセフ理事長が出席し,挨拶を行いました。
本事業は,マサイティ郡及びムポングウェ郡の10地区を事業地として実施されている,妊産婦及び新生児の健康改善を目標とする開発協力事業です。ジョイセフは,第2年次事業の一環として,カルウエオ保健センター内に「ワンストップ・サービス・サイト」(注:ある1箇所の拠点において包括的な妊産婦・新生児保健サービスや情報を提供する場)を設置し,出産待機ハウス(注:出産を控えた妊産婦が出産日まで滞在出来る施設)及びその他の関連施設を建設しました。出産待機ハウスや分娩棟がカルウエオ保健センター内に建設されたことを受け,対象地域の妊産婦は,適切な医療処置能力を有する施設にて出産することが可能になります。
日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)
※本式典における榊原臨時代理大使のスピーチはこちら。