日本大使館選挙監視団派遣(ザンビア総選挙)

平成28年9月6日
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2016年8月11日,ザンビアでは5年に一度の総選挙(大統領,国民議会議員,自治体首長,地方議会)が実施され,日本大使館をはじめとする国内外の機関からもそれぞれ選挙監視団が派遣されました。
 
ザンビアは1964年の独立以来,内戦やクーデターを経験しておらず,これまでも一貫して民主的な選挙の結果により政権交代が行われてきました。今回の選挙も選挙当日に大きな混乱や暴力事案は発生せず,ザンビア社会に民主主義が深く根付いていることを印象づけました。アフリカ連合をはじめ海外から派遣された選挙監視団も,選挙後の報告会において今回の選挙は自由で公正なものであったと総括しています。

大統領選挙では,第6代大統領エドガー・ルング大統領が有効票の50.35%に当たる186万877票を獲得して再選しました。2015年1月,サタ前大統領の逝去に伴い実施された大統領補欠選挙に続き,改めて国民の信任を得たルング大統領が,今後5年間の任期でザンビアをいかなる方向に導いていくのか,その手腕が注目されます。
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           投票所前の長蛇の列(首都ルサカ市)             大使館員と選管職員との意見交換(中央州カブウェ市)