令和7年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 「ルサカ州バウレニ・コンパウンド高円宮小学校トイレ棟・水供給システム改修計画」贈与契約署名式
令和7年11月12日
2025年11月10日、竹内大使とケリー・ヒカルング・プリンス高円宮小学校長は、「ルサカ州バウレニ・コンパウンド高円宮小学校トイレ棟・水供給システム改修計画」に関する贈与契約書に署名しました。
本事業は、日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」として実施され、同校の老朽化したトイレ施設の改修及び太陽光発電による給水システムの導入により学校内の衛生環境の大幅な改善を図るため、総額23,393米ドルが供与されます。
署名式には、ルサカ中央選挙区選出国会議員であるムランボ・ハインベ外務・国際協力大臣(代理出席:同議員秘書のジョセフ・ムウィラ氏)をはじめ、学校関係者が出席しました。ハインベ大臣の代理挨拶において、本事業は現政権下で導入された教育無償化政策の推進を支えるものであると強調しました。また、同事業は単なる学校のインフラ整備にとどまらず、公衆衛生の促進により生徒等の尊厳を回復に寄与するとともに、バウレニ及び周辺地域の給水網改善の包括的取組の改善にも資する旨述べました。
竹内大使は、建設から25年以上経った今、老朽化したトイレ棟・水供給システムを同事業で改修することは、生徒の集中力の向上に貢献し、全ての生徒に生涯学習の機会を促進することにも寄与する旨述べました。
日本政府は、本事業が高円宮小学校の衛生環境を改善し、子供達が将来の基盤を築く中で学ぶ喜びを見出すことを心から祈念します。
本式典における竹内大使のスピーチはこちら。
