第35回柔道日本大使杯の開催

令和7年8月24日

  

 

 

 

 2025年8月23日(土)、24日(日)の二日間に渡り、在ザンビア日本国大使館はザンビア柔道協会との共催により、首都ルサカ市のスポーツ複合施設OYDCザンビアにおいて、第35回柔道日本大使杯を開催しました。個人戦及びチーム戦が行われ、参加者は日々の練習の成果を競いました。
 今回本大会には500名を超える男女の柔道家が参加し、男女・年齢層別によるカテゴリーの個人戦トーナメント及び男女・年齢層混合のチーム戦トーナメントが行われました。今回はマユクワユクワ難民再定住区や隣国ジンバブエからも代表団の参加がありました。
 本大会では、インターナショナル・スクール・オブ・ルサカの平山教諭の指揮の下で演奏された同校生徒による両国国歌に続き、竹内大使、アルフレッド・フォロコ国際柔道連盟開発担当ディレクター、ベンジャミン・テンボOYDCザンビアCEO代行が挨拶しました。竹内大使は、日本とザンビアの柔道の絆の例として、1970年に青年海外協力隊の柔道指導員としてザンビアに来訪した松下文治氏の貢献に触れ、柔道は、友情、尊重、忍耐、相互扶助、自己防衛といった価値観を教えてくれ、これらの原則は、国や文化の壁を越えて人々を結びつけ、平和と理解を育む力を持っていると述べました。また、フォロコ氏は、学校や地域社会で柔道の普及を推進し、人々が日常の生活において柔道が掲げる価値観を実践できるようにすることを楽しみにしており、薬物乱用などの負の習慣は、柔道の価値観を活用することで早期に防止し、より規律正しく生産的な社会を実現できると述べました。
  ザンビアのナショナルチーム選考においては本大会における成績も考慮されるため、本大会での上位入賞は大変意義のあるものとなります。また、警察や軍隊では多くの柔道選手が活躍しているため、若者にとっては柔道の鍛錬を通じて、将来安定した社会貢献できる職を得る道が開けることになります。
 この柔道日本大使杯の開催を契機としてザンビアにおける柔道がより一層発展するとともに、柔道を通じて日本とザンビアとの相互理解が深まり、両国間の交流が更に深まることが期待されます。
 本大会における竹内大使のスピーチはこちら