日ザンビア外交関係樹立60周年記念大型文化事業 和太鼓「彩」ザンビア特別公演
8月30日から9月4日まで、日ザンビア外交関係樹立60周年を記念した大型文化事業として、日本の和太鼓グループ「彩」がザンビアを訪れ、アフリカで初となる公演を行いました。
8月31日、「彩」はNational Arts Festivalの最終日に参加し、約2,000人の観客を大いに盛り上げるパフォーマンスを行い、万雷の拍手を浴びました。
9月1日、「彩」はルサカのチャワマ・コミュニティを訪れ、地元の太鼓奏者やダンサー、子供たちと交流しました。また、コミュニティー・センターの広場で青空公演を行いました。和太鼓の音にひかれて約500人の地元の人々が集まって彩のメンバーを囲み、和太鼓のリズムを楽しみ、「わっしょい!」と声を合わせました。素晴らしい一体感が生まれました。
9月2日、「彩」は、300人のザンビア人生徒と200人の様々な国から来た生徒が学ぶルサカ・インターナショナル・コミュニティ・スクールを訪問しました。今回も「彩」は素晴らしいパフォーマンスで子どもたちを魅了しましたが、生徒の代表は「彩」のメンバーと一緒に和太鼓演奏に挑戦し、また「彩」のメンバーも生徒のクラスに飛び入り参加するなどして、楽しい交流を深めました。
9月3日、当地アリアンス・フランセーズにて、ザンビア政府代表、ルサカ駐在の外交団、日・ザンビア協力の様々なパートナーの方々をお迎えし、「彩」最後の公演を行いました。コンサートには、チャムカ6世部族長、エルビス・ンカンドゥ青少年・スポーツ・芸術大臣、プリンセス・カスネ法務大臣、ブレンダ・タンバタンバ労働大臣が列席しました。竹内大使は、外交関係樹立60周年は、日本とザンビアの両国民にとって、それぞれの文化に対する相互理解を深め、より親密になるためのまたとない機会であり、そのために「彩」をザンビアに招聘したと述べました。ンカンドゥ大臣は、日本のイニシアチブを賞賛し、両国が芸術と音楽を協力の新たなフロンティアとするべきであると期待を述べました。
和太鼓「彩」の6日間にわたるザンビア訪問は、日本とザンビアの人々の距離を縮めるもので、60周年の素晴らしいハイライトとなりました。