草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)「小規模農家における市場志向型営農普及プロジェクト-丸森町での営農事例紹介を通じて-」プロジェクト終了式
令和6年8月28日





丸森町とザンビアの関係は長く、2011年にザンビアの農村から5名の小規模農家を丸森町に研修生として迎えたことから始まりました。その後、2016年から2019年にかけて、本プロジェクトの前身である「丸森町の在来技術を活用した小規模農家の食糧の安定利用強化プロジェクト」が実施され、今日に至ります。
終了式では、受益者である各地区の農家代表者から本プロジェクトによってもたらされた成果が発表されました。多くの農家が農作物の品質や収量の向上、収益の増加を報告するとともに、本プロジェクトに対する感謝の言葉を述べました。
また、保科郷雄丸森町長からはビデオメッセージが寄せられました。同市長は、多くの成果をもたらした本プロジェクトの終了を祝するとともに、プロジェクトは一旦終了するものの、ザンビアと丸森町の友好の絆がこれからも続くことを祈念しました。
竹内大使は、今年7月に実際に丸森町を訪れたエピソードを紹介し、同プロジェクトを通じて、農業技術の進展のみならず文化交流も進み、両国の持続的な発展と友好が育まれていることを歓迎しました。そして、同プロジェクトが両国にとって有益であり、国際交流活動のモデルケースとなることを確信している旨述べました。さらに、今年は日本とザンビアの外交関係樹立60周年にあたる記念すべき年であり、両国の協力関係が末永く続くことを祈念しました。
本終了式における竹内大使のスピーチはこちら。