第32回柔道日本大使杯の開催

令和3年11月29日
               

 2021年11月27日(土)、在ザンビア日本国大使館はザンビア柔道協会との共催により、首都ルサカ市のOYDC(Olympic Youth Development Centre)において、新型コロナウイルス対策を講じた上で第32回柔道日本大使杯を開催しました。

 本大会には約200名の男女の柔道家が参加し、男女・年齢層別による8カテゴリーの個人戦トーナメント及び男女・年齢層混合のチーム戦トーナメントが行われ、練習の成果を競いました。

 本大会では、水内大使、フォロコ・ザンビアオリンピック委員会会長兼ザンビア柔道協会会長が挨拶を述べ、ンカンドゥ青年・スポーツ・芸術大臣のメッセージをチレシェ次官が代読しました。水内大使から、50年前にJICAボランティアが柔道をもたらして以降、ザンビアで順調に柔道が発展を遂げ、今年開催された東京オリンピックにザンビア柔道選手が3大会連続の出場を果たすなど、ザンビアで最も有力なスポーツ種目の1つとなっていることについてお祝いの言葉を述べると、会場からは大きな拍手が湧き起こりました。

 挨拶の後、決勝戦が行われ、その後表彰式が行われました。ザンビアのナショナルチーム選考においては本大会における成績も考慮されるため、本大会での上位入賞は大変意義のあるものとなります。

 この柔道日本大使杯の開催を契機としてザンビアにおける柔道が一層発展するとともに、柔道を通じて日本とザンビアとの相互理解が深まり、両国間の交流が更に深まることが期待されます。

 本大会における水内大使のスピーチはこちら