日・アフリカ交流440周年記念コンサートの開催
令和3年10月13日


10月6日及び9日、在ザンビア日本国大使館は大使公邸にて、日本から音楽家を招待し記念コンサートを開催しました。440年前にアフリカのある男性が宣教師に連れられて日本に渡航したところ、織田信長に気に入られて「弥助」という名前を与えられ、侍として織田信長に仕えたと言われています。今回のコンサートはFirst African Samuraiとして知られる弥助が日本に到来して440年にあたることを祝うべく開催されたものです。
日本からはソプラノ歌手の百々あずささんとピアニストの小埜寺美樹さんにお越しいただき、「この道」や「まちぼうけ」、「霧と話した」、「落葉松」といった日本の楽曲を披露していただきました。続いて、本場イタリアで研鑽を積み重ね、世界を舞台に活躍してきたオペラの楽曲が披露されると、その歌声と音色に会場の熱気が高まっていき、最後にケネス・カウンダ初代大統領が非常に好んだことで二番目のザンビア国歌とも言われる“Tiyende Pamodzi”(ともに歩もう)が披露されると会場は一体となり、日・ザンビアの絆を再認識するコンサートとなりました。
在ザンビア日本国大使館は、コロナ禍において遠く離れた日本からザンビアを訪問し、音楽を通じて日本とザンビア、そして日本とアフリカの距離を縮めてくれた音楽家のお二人に敬意を表すると共に、ここで確認した絆をさらに深めていくべく、ザンビア、そしてアフリカの皆さまに寄り添いながら、今後も外交活動を続けていきます。
本コンサートにおける水内大使のスピーチはこちら。