令和2年度対ザンビア無償資金協力「コッパーベルト州における保健センターの郡病院への改善計画」定礎式
令和3年4月30日
令和3年4月23日、コッパーベルト州のンドラ郡及びキトウェ郡において、水内龍太駐ザンビア日本大使とジョナス・チャンダ保健大臣の出席のもと、保健センターから郡病院への改善を目的とした新たな病院建設の定礎式が行われました。
本プロジェクトは26.54億円を上限として行われるもので、ンドラ郡のムシリとキトウェ郡のチャンボリにある2つのヘルスセンターをそれぞれ一次レベル病院にアップグレードすることを目的としています。2013年と2016年に取組を開始したルサカ郡のヘルスセンターの一次レベル病院へのアップグレードに続いて、日本政府からのこのような支援は3回目のプロジェクトになります。
また、このプロジェクトは、ンドラ郡及びキトウェ郡では高度な治療を必要とする患者を遠く離れた2次レベル病院及び3次レベル病院に搬送しなければならないという現状を改善し、コッパーベルト州の多くの市民が高度な医療サービスを受けられるようにすることに貢献することが期待されています。さらに、不必要な紹介の数を減らすことで、周辺の高度な病院の慢性的な混雑を防ぎ、州の医療アクセス向上に貢献することが期待されています。
日本は、アフリカのモデルとしてのザンビアの発展における役割及び最終的に保健分野を含むザンビアの持続可能な発展の達成への貢献にコミットしております。
定礎式における水内大使のスピーチはこちら。