ジョイセフ最終報告会
令和2年12月8日


2020年11月18日(水)及び19日(木)、我が国の政府開発援助(ODA)の一環である「日本NGO連携無償資金協力」による資金供与のもと、公益財団法人ジョイセフが実施した「ザンビア共和国ワンストップサービスサイトによる生涯を通した女性の健康づくりプロジェクト(2018-2020)」の最終報告会がコッパーベルト州ンドラで開催され、主催者であるジョイセフのほか、水内龍太駐ザンビア大使、コッパーベルト州保健局、マサイティ郡保健局、ルフワニャマ郡保健局、ムポングウェ郡保健局、事業地(16地区)の保健スタッフ、母子保健推進員、地区運営委員会等総勢約80人が出席しました。


本報告会では、事業の成果を測るために実施したエンドライン調査結果の発表を行い、産前・産後健診、施設分娩のアクセスの増加に加え、出産計画や家族計画等の住民の知識や行動変容の向上が確認されました。また、住民が主体となった保健施設の維持管理、母子保健推進などの活動継続やマタニティハウス建設に向けた収入創出活動などの持続発展性に関連した調査結果についても共有されました。
最後に、郡保健局や各地区運営委員会による持続発展性へ向けた活動計画の発表が実施されるとともに、郡保健局と地域が主体となりジョイセフの事業を継続する協力体制が約束されました。


日本政府は、日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて、日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)
※本行事における水内大使のスピーチはこちら。