経済社会開発計画に関する書簡交換式

令和元年9月12日


     
 

 令和元年8月27日,財務省内において,側嶋秀展駐ザンビア日本大使とブワリャ・ンガンドゥ財務大臣との間で,経済社会開発計画に関する書簡交換式が行われました。本計画は,3億円を限度とするプロジェクトで,必須医薬品(ヘルスセンターキット)を供与するものです。

 

 ザンビアの医療施設では,特に地方の医療を支える重要な医療物資である本ヘルスセンターキットが不足しており,その解消が国民の生命に関わる喫緊の課題となっています。我が国は,同問題の早期解決のため,本供与を決定しました。また,この支援は,エドガー・チャグワ・ルング・ザンビア大統領の出席も得て8月28日から8月30日にかけて横浜市において開催されたTICAD7を踏まえた日本の貢献策の一環として行われるものです。

 

 本プロジェクトが,ザンビアにおけるユニバーサルカバレッジ(注:全ての人々が基礎的な保健医療サービスを,必要な時に負担可能な費用で享受できる状態)の推進に資することが期待されます。

 

 経済社会開発計画は,自国の貧困削減を含む社会経済開発促進を目指す開発途上国への支援を目的として実施している無償資金協力です。

 

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