国際交流基金放送コンテンツ紹介事業「猫侍」引渡式

令和元年8月22日
     

 2019年8月15日(木),国際交流基金放送コンテンツ紹介事業の引渡式がルサカ市の日本大使館で行われ,ザンビアの民間放送局Q TVに対し日本のテレビ番組「猫侍」が供与されました。
 
 日本は2008年から本年7月までの間,国際交流基金事業を通じて継続的にザンビアの主要テレビ局へ様々なジャンルから計26本の番組を提供してきており,Q TVに対しては,本年3月の「ブラック・ジャック」に続き2件目の番組供与となります。
 
 今回提供された「猫侍」は,18世紀頃の江戸時代を背景としたドラマで,凄腕の剣客である久太郎が浪人となった後,猫を斬るという職を得て,この仕事が久太郎の人生を明るく生き生きとしたものに変えていくという物語です。国際交流基金が負担した「猫侍」の放送権料は1,080,000円に上ぼります。
 
 式典において側嶋大使は,番組の供与に際し,多くの日本人が楽しんできた同番組が多くのザンビア人に視聴され楽しまれることを望む旨述べました。これに対し,Q TVのネルソン・ズル・ステーション・マネージャーは,本年3月に提供を受けた「ブラック・ジャック」は成功を収めていると述べ,日本からの継続的な番組の供与に対する謝辞を述べました。
 
 今回の番組供与を通じて,ザンビア人による日本及び日本の文化・芸術に対する理解が深まり,日・ザンビア間の交流の幅がさらに広がり,両国の友好関係が一層強化されることが期待されます。
 
 この行事における側嶋大使のスピーチはこちら