日本NGO連携無償資金協力「ザンビア国ルサカ郡における結核の包括的予防・管理能力強化プロジェクト(第1年次)」署名式
平成31年3月19日


2月28日,平成30年度日本NGO連携無償資金協力贈与契約の署名式が執り行われ,側嶋秀展駐ザンビア日本大使と公益財団法人結核予防会の松岡裕子ザンビア事務所所長代行が,「ザンビア国ルサカ郡における結核の包括的予防・管理能力強化プロジェクト(供与限度額:米貨591,679ドル)」の贈与契約書に署名しました。本事業は,ルサカ郡を事業地として実施される3カ年の開発協力事業の第1年次事業となります。
結核予防会は,平成27年度から29年度にかけてルサカ州チョングウェ郡において実施した事業に引き続き,結核患者の発見,診断及び治療の強化を通した包括的な結核対策を目指します。今次事業では,ルサカ州ルサカ郡のチパタ地区及びチェルストン地区を対象として,結核検査機器及びX線機材の供与,結核ボランティアの育成及び研修,並びに医療従事者のX線撮影及び読影に係る能力強化等を実施します。
結核予防会の活動により,ルサカ郡における結核の診断及び治療が促進され,結核患者が減少していくことが期待されます。
日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)
この署名式における側嶋大使のスピーチはこちら。