日本NGO連携無償資金協力「カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業」オールドカブウェザ・出産待機所引渡式

平成30年10月22日
  
 
 2018年10月11日,平成29年度日本NGO連携無償資金協力「カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業(第3年次)」の一環として建設されたオールドカブウェザ・ヘルスポストの出産待機所(於:カフエ郡)の引渡式が執り行われました。本事業は,2018年3月に(特活)難民を助ける会(AAR Japan)との贈与契約の締結を経て,米貨445,663米ドルを上限とした無償資金協力事業として開始しました。
 
 今回の引渡式で,オールドカブウェザ・ヘルスポストに建設した出産待機所を,カフエ郡保健局へ引き渡しました。
 
 地域住民をはじめ約200人が出席し,引渡式において側嶋秀展駐ザンビア日本大使,カマナ・カフエ郡長,ムワレ・ルサカ州保健局長,三木将AAR Japanザンビア事務所代表代行が挨拶を行いました。
 
 側嶋大使は,本出産待機所が,ザンビアのユニバーサル・ヘルス・カバレッジに貢献し,「強靱なザンビア」を作ることに貢献することを願う,等述べました。
 
 2017年1月にオールドカブウェザ・ヘルスポストが稼働してから,2018年8月末までの総施設分娩人数は105名ですが,出産待機所の完成により,より多くの母親が安全な出産をすることができるようになりました。
 
※本引渡式における側嶋大使のスピーチはこちら
 
 日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html