草の根・人間の安全保障無償資金協力 「ルサカ州ルサカ西部聖ジョセフ校学習センター建設計画」署名式
平成30年2月8日


2018年2月2日,「ルサカ州ルサカ西部聖ジョセフ校学習センター建設計画」の署名式が行われ,側嶋秀展在ザンビア特命全権大使とザンビア無原罪集会(CIC)のニルマラ・サバリムトゥ伝道団長との間で,88,888米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。
聖ジョセフ校は2010年にCICにより創立され,現在,近隣の学校に通うのをやめた約70人の生徒を受け入れており,これまでに約50人が職業訓練の修了証を得て同校を卒業しました。また,聖ジョセフ校は近隣の学校に通う生徒にパソコンを無償で使用させており,これにより毎年約140人の生徒が小中学校の卒業資格を得ています。
しかし,ルサカ西部には様々な教育や訓練を必要とする多くの若者がおり,CICは,学習環境の改善及びより多くの生徒達の受け入れのため,講義室,コンピューター室,図書室を備えた学習センターの建設を計画し,日本政府に対し,同センター建設資金の供与を要請してきていました。
事業完了後には, 在学生の学習環境が改善されるとともに,更に約200人の生徒が聖ジョセフ校で教育を受けられるようになり,また,近隣の小中学校に通う約500人の生徒が小中学校卒業に必要なコンピューター教育を受ける機会を得られるようになります。
本署名式における側嶋大使のスピーチはこちら。