日本NGO連携無償資金協力署名式(ザンビア国チョングウェ郡におけるコミュニティ参加による包括的な結核及びHIV対策強化プロジェクト第3年次)
平成29年12月6日
12月1日,平成29年度日本NGO連携無償資金協力贈与契約の署名式が執り行われ,側嶋秀展駐ザンビア大使と公益財団法人結核予防会の松岡裕子ザンビア事務所所長代行が,「ザンビア国チョングウェ郡におけるコミュニティ参加による包括的な結核及びHIV対策強化プロジェクト(供与限度額;米貨443,334ドル)」の贈与契約書に署名しました。本事業は,チョングウェ郡を事業地として実施される3カ年の開発協力事業の第3年次事業となります。
結核予防会は,第3年次事業で,第1年次事業及び2年次事業に引き続き,チョングウェ郡保健局,チョングウェ郡病院,チョングウェ保健センター,カナカンタパ保健センター及びングウェレレ保健センターと協働して,結核患者の発見,診断及び治療継続強化の包括的な結核対策を実施するため,結核治療サポーターの育成・活動支援,看護師の能力強化,X線撮影及び読影に係る能力強化等を実施します。
結核予防会の活動により,チョングウェ郡において,結核,HIVエイズの啓発活動と結核患者及び結核/HIV重複感染患者への支援が提供され,結核診断及び記録報告が強化されることが期待されます。
日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html)
※この署名式における側嶋大使のスピーチはこちら。