「日本企業がプリンス・タカマド・スクールへコンピューターを寄贈」

平成29年10月20日
 
 

 平成29年10月9日,ルサカ市バウレニ地区のプリンス・タカマド・スクール(小・中学校)において,同学校の教師及び生徒の代表の他,側嶋秀展駐ザンビア日本大使,ムワナカトウェ商業貿易産業大臣,日本企業及びJICAの代表,並びに地域住民等が出席して,改修されたコンピューター教室の開所式とコンピューター70台の贈呈式が行われました。
 同校は,平成11年度に我が国の無償資金協力により建てられた8校の小・中学校の内の一つで,同年12月に高円宮同妃両殿下のザンビアご訪問の際,両殿下とチルバ・ザンビア大統領(当時)のご列席の下,開校した学校で,ザンビア側の提案によりプリンス・タカマド・スクールと名付けられたものです。
 今回の寄贈は,本年1月に側嶋大使が同校を訪問した際,学校側から出された要望に対し,ザンビアの日本企業等(JTIリーフ・ザンビア,トヨタ・ザンビア,関西プラスコン・ザンビア,日立建機ザンビア,豊田通商ザンビア及びJICA)から計70台のコンピューターの寄贈及びコンピューター教室の改修の申し出があり,実現しました。側嶋大使は,同校の教師・生徒等に対し高円宮妃殿下からよろしくお伝えするよう言付かっている旨報告した上で,自分の宿題を終えることができてうれしいと述べました。ムワナカトウェ大臣や学校関係者は日本側関係者に感謝の気持ちを伝えました。今回の寄贈により,同校を中心として地域の子どもたちにとって情報技術を学ぶ環境が改善されました。

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