日本NGO連携無償資金協力「ザンビア共和国妊産婦・新生児保健ワンストップサービスプロジェクト(第3年次)」ミカタ保健センターでの開所式

平成29年10月17日
      
          ユースセンター                    大使によるスピーチ

      
     SMAGによる母子保健を表現した劇                出産待機ハウスでの集合写真
 
 2017年9月23日, ミカタ保健センター(コッパーベルト州ムポングウェ郡)において, 日本NGO連携無償資金協力「ザンビア共和国妊産婦・新生児保健ワンストップサービスプロジェクト(第3年次)」の一環として, 出産待機ハウス及びユースセンターの新築等により, ワンストップサービスセンターとなった同センターの開所式が執り行われました。本プロジェクトは2014年12月に(公財)ジョイセフとの贈与契約の締結により開始され, 1,747,130ドルを上限とした無償資金協力事業として実施されました。マサイティ郡のムタバ保健センター及びムポングウェ郡のカルウエオ保健センターに続き, ミカタ保健センターは, 無償資金協力により建設された3つ目のワンストップサービスセンターとなりました。
 
 開所式には側嶋秀展在ザンビア日本国大使, カマンガ・コッパーベルト州次官, ムワレ・コッパーベルト州保健局長, 石井澄江(公財)ジョイセフ理事長及びチムポンダ・ザンビア家族計画協会(PPAZ)会長が同開所を祝う挨拶を行いました。また, 式典に参加した母子保健員(SMAG)が, ワンストップサービス施設を利用した出産の安全性を表現した劇を披露するなどして, 啓蒙活動が行われました。
 
 本事業は, マサイティ郡及びムポングウェ郡の10地区を事業地として実施される, 妊産婦及び新生児の健康改善を目標とする開発協力事業です。出産待機ハウス等がミカタ保健センターに建設されたことを受け, 対象地域の妊産婦は, 適切な医療処置能力及び設備を有する施設にて, 出産することが可能となりました。
 
 
 日本政府は, 日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて, 日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済開発事業に資金協力を行っています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html
 
※本式典における側嶋大使のスピーチはこちら