「エボラ出血熱及びその他感染症の予防対策及び対応計画」にかかるサーモカメラの引渡式

平成29年5月29日
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 平成29年5月17日,ケネス・カウンダ国際空港において,側嶋秀展駐ザンビア日本大使,チタル・チルフヤ保健大臣,並びに空港当局,JICA及びNECアフリカ等の関係者が出席して,エボラ出血熱及びその他感染症の予防対策として設置するサーモカメラの引渡式が行われました。

 エボラ出血熱等の感染症の対策のため,ザンビア政府は,我が国が供与した資金の346,000米ドル(約3,400,000クワチャ)を活用し,NEC製のサーモカメラ14台を購入し,これらを4つの国際空港及び10カ所の陸の国境ポイントに設置することとしました。

 式典では,前川NECアフリカ副社長がサーモカメラの機能を解説し,空港職員による実演が行われました。

 今回の日本の官民が連携した支援によって,エボラ出血熱を始め,SARS,ジカ熱,黄熱病等の水際での検知が可能となり,ザンビアにおける感染症の予防及び対応において大きな成果が上がることが期待されます。
 
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