ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に関する講演会

平成29年4月10日
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 3月27日,日本大使館は,「Global Health Landscape for achieving Universal Health Coverage through Resilient Health Systems」と題した講演会をルサカ市にて開催しました。同講演会では,杉下智彦・東京女子医科大学国際環境・熱帯医学講座教授/講座主任が「Global Health Landscape and Japan’s Commitments in the Era of SDGs」について基調講演を行いました。
 
 講演会には,チタル・チルフヤ保健大臣,側嶋秀展駐ザンビア日本大使,保健省関係者及び民間関係者等が出席しました。チルフヤ保健大臣は,これまでの日本のザンビアの保健セクターに対する協力に感謝するとともに,日本との二国間関係が更に発展することへの強い期待を表明しました。
 
 杉下教授は,基調講演において,同教授のアフリカでの経験,世界の保健事情,人間中心の日本の保健システムから得られる教訓等様々な事例を紹介しつつ,ザンビアの保健システム強化に向けた見識あふれた提言を行いました。その後,パネルディスカッションが実施され,パネリストは,ザンビアにおけるUHC確立に向けた施策について討論しました。今般の講演会がザンビアのUHC推進,さらには,ザンビアの社会経済開発に資することが期待されます。
 
  本講演会における側嶋大使のスピーチはこちら


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