草の根・人間の安全保障無償資金協力(官民連携)「ルサカ市ベイトキュア病院レントゲン機材整備計画」署名式
平成28年9月12日

2016年9月9日,「ルサカ市ベイトキュア病院レントゲン機材整備計画」の署名式が行われ,小井沼紀芳在ザンビア特命全権大使とベイトキュア病院のマアルテン・カスパリ・エグゼクティブディレクターとの間で,91,138米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。
ベイトキュア病院は,2006年に設立された病院であり,整形外科,神経外科,脊髄外科,耳鼻咽喉外科,形成外科が置かれ,年間1,700名以上の障害児・障害者に対して外科手術を行い,その社会的・経済的自立に貢献してきました。しかしながら,同病院で現在使用している旧式のレントゲン機材は,フィルムの現像が必要なことから,患者の待ち時間が長く,また,データ管理も煩雑でした。このため,日本政府は,日本企業である富士フィルム社と連携して,同社の質の高いレントゲン機材を供与することを決めました。今回供与するレントゲン機材は,暗室での現像作業が不要で診断にかかる時間が格段に早くなるだけでなく,画像をデジタルデータとして取り扱うことが可能となることからデータ管理も容易になります。更に画像の解像度も高いことから,診断の精度も更に高まることが期待されます。
この計画は,日本企業である富士フィルム社と連携して進められます。同社はCSRの一環として,同社の技術者を派遣し機材の設置作業をするだけでなく,被供与団体への技術指導についても貢献をします。
この計画を機に,日本の質の高い医療機器がザンビアで広く活用され,より多くの患者が質の高い医療にアクセスできるようになることが期待されると同時に,今後も更に多くの日本企業がザンビアの発展のために活躍していくことが期待されます。
本署名式における小井沼大使のスピーチはこちら。
ベイトキュア病院は,2006年に設立された病院であり,整形外科,神経外科,脊髄外科,耳鼻咽喉外科,形成外科が置かれ,年間1,700名以上の障害児・障害者に対して外科手術を行い,その社会的・経済的自立に貢献してきました。しかしながら,同病院で現在使用している旧式のレントゲン機材は,フィルムの現像が必要なことから,患者の待ち時間が長く,また,データ管理も煩雑でした。このため,日本政府は,日本企業である富士フィルム社と連携して,同社の質の高いレントゲン機材を供与することを決めました。今回供与するレントゲン機材は,暗室での現像作業が不要で診断にかかる時間が格段に早くなるだけでなく,画像をデジタルデータとして取り扱うことが可能となることからデータ管理も容易になります。更に画像の解像度も高いことから,診断の精度も更に高まることが期待されます。
この計画は,日本企業である富士フィルム社と連携して進められます。同社はCSRの一環として,同社の技術者を派遣し機材の設置作業をするだけでなく,被供与団体への技術指導についても貢献をします。
この計画を機に,日本の質の高い医療機器がザンビアで広く活用され,より多くの患者が質の高い医療にアクセスできるようになることが期待されると同時に,今後も更に多くの日本企業がザンビアの発展のために活躍していくことが期待されます。
本署名式における小井沼大使のスピーチはこちら。