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草の根・人間の安全保障無償資金協力
「中央州カブウェ市職業訓練校自動車科施設整備計画」署名式

 

 

　２０１６年１月２８日，大使公邸において，平成２７年度草の根無償資金「中央州カブウェ市職業訓練校自動車科施設整備計画」の署名式が行われ，小井沼紀芳在ザンビア特命全権大使とカブウェ職業訓練校のカサンダ・サイラ校長との間で，９０，５８８米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。


　カブウェ職業訓練校は１９４３年に設立された歴史ある公立職業訓練校で，機械部・建築部・商業部の３分野における技術訓練を青年層に提供しています。中でも，機械部自動車科は２５０名以上の生徒が在籍する人気のコースですが，座学のための教室の不足や老朽化した実習機材など，訓練環境には改善すべき点があります。


　この計画によって，当訓練校でより質の高い自動車整備の訓練が提供され，生徒の技術力が向上することが見込まれます。また，中古車台数が急増しているザンビアにおいて，卒業生が優秀な自動車整備士として活躍していくことが期待されます。

 

　ザンビアにおける青年層の失業率はいまだ深刻ですが，日本政府は引き続き職業訓練校の支援に注力し，青年の育成とエンパワーメントに貢献していきます。

 

本署名式における小井沼紀芳特命全権大使のスピーチはこちら。

 

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