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草の根・人間の安全保障無償資金協力
中央州カピリムポシ郡ヘルスセンター妊産婦病棟増設計画署名式

 

 

 

 2015年11月6日,「中央州カピリムポシ郡ヘルスセンター妊産婦病棟増設計画 」の署名式が行われ,小井沼紀芳在ザンビア特命全権大使とセント・ポールズムルングシコミュニティ地方ヘルスセンターのシスター・グレース・ムクパ・アドミニストレーターとの間で,89,298米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。

 

 セント・ポールズムルングシコミュニティ地方ヘルスセンターは1986年の設立当時より中央州カピリムポシ郡20村区域の住民約8千人を対象に医療を提供しているヘルスセンターです。当センターの妊産婦病棟は地元住民の出産施設として広く利用されていますが,分娩台は1台しかなく,出産前後の妊産婦と新生児が一緒に収容されるなど,適切な出産環境が整っていません。また当センターには出産前に妊産婦が待機できる施設がないため,対象地区において自宅出産を選ぶ妊産婦も多くいます。


 この計画では,分娩室・出産待機ルーム・産後ケアルームを備えた妊産婦病棟が建設されるほか,医療器材が整備されます。地域の妊産婦へ良い環境での安全な出産および出産前後のケアが提供されると共に,妊産婦待機ルームの新設により,対象地域での自宅出産件数が減少し,妊産婦および新生児の死亡率や罹病率の低下に寄与することが期待されます。

 

本署名式における小井沼大使のスピーチはこちら

 

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