| English
草の根・人間の安全保障無償資金協力
「南部州モンゼミッション病院レントゲン機材整備計画」署名式
2015年11月4日,「南部州モンゼミッション病院レントゲン機材整備計画」の署名式が行われ,小井沼紀芳在ザンビア特命全権大使とモンゼミッション病院のシスター・ジュウンザ・シニアアドミニストレーターとの間で,118,661米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。 」
モンゼミッション病院は1964年に設立され,現在は1次および2次医療機関としてモンゼ郡内外の住民に広く医療を提供しています。診断における中核を担う放射線科では,レントゲン機材による検査を行っており,その件数は受診患者の増加にともない年々増加しています。しかし,旧式のレントゲン機材ではデータの管理ができず,また現像機の故障により手作業で現像作業を行っているため,診断の精度がさがり,患者の待ち時間も長く,早急に適切な治療を施すことが難しくなっています。
今回の計画では,日本企業の富士フイルム製のデジタルレントゲン機材が整備され,病院での検査の質が向上し,診断の精度やその後の治療の正確性を高めることができます。また,販売会社である富士フイルム南アフリカは,製品の提供に加え,CSR活動の一環として,技術者の派遣による機材の設置作業の負担や,被供与団体へ機材の取扱い指導などの追加的な貢献をします。
この計画を期に日本の医療機器産業の高い技術力がザンビア国民を救うひとつのツールとして活用され,より多くの日本企業がザンビアの発展のために貢献していくことが期待されます。
本署名式における小井沼大使のスピーチはこちら。
→トップページに戻る
Copyright(C): 2012 Embassy of Japan in Zambia
P.O.Box34190, Lusaka, Zambia
No.5218, Haile Selassie Avenue
Tel: 260-211-251555