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草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ルサカ市カリンガリンガセンター新校舎建設計画」署名式  

 

 2015年10月30日,大使公邸において,平成27年度草の根無償資金「ルサカ市カリンガリンガセンター新校舎建設計画」の署名式が行われ,小井沼紀芳在ザンビア特命全権大使とNGOカリンガリンガ孤児ケアセンターのママ・チベサ・カンカサ代表との間で,86,696米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。

 

 カリンガリンガ孤児ケアセンターはルサカ市カリンガリンガコンパウンドに住む孤児や貧困児童のためにコミュニティースクールでの教育を提供しています。創設者であるママ・チベサ・カンカサは,ザンビアの独立に貢献した自由の戦士の一人で,1994年に自宅を開放して学校を始めました。このような地道な活動により,現在恵まれない子供たちに良質な教育を提供することができています。しかしいまだに周囲の貧困状況は厳しく,公立学校に通うことのできない児童やその家族からは,学校の拡大を求める声が寄せられています。


 今回の計画によって,団体の学校運営と孤児支援の経験を活かし,より多くの恵まれない児童へ適切な教育が提供されることが期待されます。

 

 本署名式における小井沼大使のスピーチはこちら


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