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草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ルサカ市マスメディア地区コミュニティクリニック建設計画」署名式
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2015年2月26日,在ザンビア日本国大使館において,「ルサカ市マスメディア地区コミュニティクリニック建設計画」の署名式が行われ,小井沼紀芳在ザンビア特命全権大使とNGOザンビア結核ハンセン病信託のチャリティー・ハベエンズCEOとの間で,103,008米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。
ZATULETは結核およびHIV/AIDSの症例発見,診断,治療,予防を目的としてザンビア全国で活動するNGOで,ルサカ市マスメディア地区ではコミュニティ・クリニックを運営し住民への医療提供に貢献しています。しかしながら,引き続き高い都市部でのHIV/AIDSの感染率,結核との共同感染率から同クリニックへの患者数は増加しており,手狭なクリニックでは対応しきれない状況となっています。
今回の計画によって同クリニックの患者受け入れ可能数は倍増し,更に検査室と検査機材の導入により検査結果の早期判明が可能となります。
ZATULETによるHIV/AIDS及び結核患者に対する支援の取り組みが,国際社会及び日本政府のユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現という政策目標に大きく貢献し,日本とザンビアの二国間関係が今後更に深まっていくことが期待されます。
本署名式における小井沼大使のスピーチはこちら。