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日本NGO連携無償資金協力

「カフエ郡におけるHIV/エイズ対策事業」ムウェンベシ・クリニックARTセンター譲渡式

 

 

 12月11日,ルサカ州チランガ郡(ムウェンベシ・クリニック)において, NGO連携無償資金協力により完成した「ART(Antiretroviral Therapy:抗レトロウィルス療法)センター」の譲渡式が執り行われました。日本国政府から小井沼紀芳駐ザンビア大使が出席しました。式典では,小井沼大使ならびにワムニュイマ・ムワナ・ルサカ州次官によるテープカットが行われ,ARTセンターが本件を実施する(特活)難民を助ける会(AAR Japan)からザンビア政府側に譲渡されました。

 

 チランガ郡のムウェンベシ・クリニックでは,これまでプライバシーが確保されないままにART患者の治療やカウンセリングが行われ,患者の情報管理も十分になされていませんでした。こうした問題に対処するため,今般AAR Japanによって各々のクリニックの敷地内にARTセンターが建設され,個室のART服薬カウンセリング・ルーム,診察室,患者情報管理室,薬品管理室が整備され,同時に関連システムや機材が導入されました。

 

 このことにより,今後ART患者が安心してクリニックを訪れて治療やカウンセリングを受けられるとともに,クリニックが適切な情報管理を行うことが可能となります。またクリニックを起点として,地域住民のHIV/エイズ及びART患者とその家族に対する理解が一層深まることが期待されています。

 

※本式典における小井沼大使のスピーチはこちら

日本政府は,日本NGO連携無償資金協力のスキームを通じて,日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html