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サタ・ザンビア大統領の国葬

 

 

 マイケル・サタ・ザンビア大統領が,10月28日に英国の病院で逝去されたことを受け,11月11日に,ルサカで国葬が行われました。国葬には,日本政府代表として,小井沼紀芳駐ザンビア特命全権大使が出席しました。

 

 

 

 まず,11日午前9時半から午後3時まで,国家英雄スタジアムにおいて告別式が行われました。サタ故大統領のご遺体を納めた棺が大統領府からスタジアムに移され,同スタジアム中央の式典会場に安置されました。ザンビアの踊りや歌等が披露された後,故大統領の知人ムレンガ氏により,故大統領の略歴が説明されました。続いて,教会関係者により鎮魂のミサ及び祈祷が行われ,賛美歌が斉唱されました。その後,ルング与党愛国戦線(PF)事務総長,スコット大統領代行,ムガベ・ジンバブエ大統領等から追悼のスピーチが行われました。スタジアムの観客席には数千人の一般ザンビア国民の参加者がみられました。

 

 

 

 故大統領の棺は,告別式の後,国家英雄スタジアムからエンバシー・パークに移されました。スタジアムから,エンバシー・パークまでの沿道は,大統領への最後の別れを惜しむ多数のザンビア人で埋め尽くされていました。故大統領の棺は,同パーク内の歴代の大統領埋葬場所に隣接した場所に埋葬されました。埋葬に先立ち,各国の国家元首からの供花が行われ,日本からは小井沼紀芳駐ザンビア特命全権大使が,天皇皇后両陛下からの花環を供花しました。

 

 

 

 外国要人の主な出席者は,ムガベ・ジンバブエ大統領夫妻,ゲブーザ・モザンビーク大統領,ポハンバ・ナミビア大統領夫妻,ケニヤッタ・ケニア大統領,ラジャオナリマンピアニナ・マダガスカル大統領夫妻,ゴウォン・ナイジェリア元国家元首,モハエ・ボツワナ前大統領,ビラル・タンザニア副大統領,ラマポーザ・南アフリカ副大統領,ドラミニ・スワジランド首相,ムババジ・ウガンダ首相,チリマ・マラウィ副大統領,ズマ・AU委員長,ソフィー・英国ウェセックス伯爵夫人でした。