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草の根・人間の安全保障資金協力引渡式

「ルサカ市チャンジャノ・コミュニティスクール新校舎建設計画」

　

　２０１４年９月１８日、平成２３年度草の根・人間の安全保障無償資金協力（金額１３４，１４５ドル）によって完成したルサカ市チャンジャノ・コミュニティスクール信仰者建設計画の引渡式がルサカ市カバナナ地区にて行われました。
　この引渡式には日本国政府を代表して山地秀樹臨時代理大使が出席し、新しく建設された教室棟とトイレ棟がお披露目されました。

　被供与団体であるチャンジャノ・コミュニティ孤児学校は、公立学校の少ないルサカ市カバナナ地区において、孤児及び経済的弱者の子供へ教育を提供するため、民家を用いてコミュニティスクールを運営してきました。ザンビアでは、学校の不足や、貧困によって学用品などの支払いを負担できず学校に通えないことが問題となっており、このようなコミュニティスクールの存在はザンビアの教育機会を拡大するために役に立っています。

 

　この計画では、増加傾向にある生徒数に反して、狭く家具も整備されていない民家の代わりに、新しい校舎棟とトイレ棟が建設されました。改善された学習環境の下で、より多くの子供たちへ質のよい教育が提供されることが期待されます。

 

※本式典における山地秀樹臨時代理大使のスピーチはこちら。